当社は、保育園向けの業務支援サービス「コドモン」を展開しています。社員数10名弱で、順調に事業拡大し利用者数は業界トップに。新メンバーの採用が急務になりました。男女比率的にも事業内容的にも、ターゲットは女性に絞ることに。でも、採用専任者はいないので工数は割けません。そこで、確実にインバウンド応募を狙える媒体をチョイスしました。
当社は、保育園で働く先生向けの業務支援サービス「コドモン」をSaaS(Software as a Service)で展開しています。園の業務の自動化・効率化を図り、先生や職員の負担を軽減。レガシーな業界の常識をITの力で変革することで、こどもたちによりよい環境を提供できるように、社員一同、社会的意義を感じながら仕事に取り組んでいます。
新たなメンバーの採用、つまり「仲間集め」が急務になったのは、私が入社する前でまだメンバーが10名にも満たないとき。既に順調に事業を拡大しており、利用施設数は1,500を超えて業界トップに。当然、10名にも満たないメンバーでは業務があふれ、鳴りやまない問合せ電話に社長自ら対応しているような状況でした。次第に組織は疲弊し、新たに参画したメンバーの定着もままならなくなり…。私が参画したタイミングで、改めて人員計画を整理し、採用に力を入れることになりました。
採用活動にかけられる工数は1割未満!
インバウンド応募を狙える媒体をチョイス
この当時は、私も人事以外にさまざまな業務を並行してやっていました。ベンチャー企業のコーポレートあるあるですが、自分が採用活動に割けるリソースは1割未満。いかに効率よく、工数をかけずに母集団形成ができるかを考え、インバウンド応募を確実に狙える媒体をチョイスしました。
サービスのユーザーは、保育士さんやママさんがメイン。だから、事業共感性が高いのはやっぱり女性。かつ、人事として、男女半々ぐらいのバランスの取れた組織にしたい考えもありました。また、労働力不足が叫ばれる昨今、男女関係なく活躍できる環境を作ることが、強い会社になるためには必要だと考え、「タイムリミットがある女性(主にママ)がどうしたら活躍できるか」という社会課題にもチャレンジしたかったので、迷わず女性特化のデータベースLiBzCAREERに決めました。実は前職でも利用実績があり、営業担当の方も頼りになったので、安心感もあったんです。
ダイレクト・リクルーティングはしたいけど、スカウトをしている時間はなかなか取れない。だから求人票は工夫をしました。時短やリモートなど働き方の柔軟性に加え、「事業への思い」をきちんと書きつつ、「一緒にやりませんか?」「こういう課題があるから助けてくれませんか?」と投げかけるスタイル。思いに共感してもらった上で、「自分がこの会社に必要!」と感じてもらえるように設計したのです。
その結果、インバウンドで、たくさんの熱意ある応募をいただくことに。嬉しかったのと同時に、自分らしい活躍のしかたに悩む女性がたくさんいるということに改めて気づかされました。
面談や面接では、事業共感に加え、「やりたいことが明確になっているか」「それをコドモンで実現できるのか」を徹底的にすり合わせました。自分の欲求にまっすぐ向き合い、ワクワクを感じている状態がいちばん成果を出しやすいと考えているためです。
これからの時代に合わせた多様な働き方への意識が高く、女性活躍に対して積極的な考えを持っている企業には、LiBzCAREERはドンピシャなツールだと思います。
特にベンチャー企業は、大企業のようにネームバリューで候補者を増やせるわけではありません。さまざまな採用サービスがある中で、複数のツールを使いこなしながら、仲間集めをすると思います。私は特に男女バランスを意識していましたが、そうしたバランスをとった採用を考えたときには、女性比率が高いサービスは貴重ですし、他にはない魅力だと思います。
男女比率のバランスを意識するのは、多様な働き方の推進とさまざまな声の大きさを同じくらいにするという狙いがあります。世の中の多くの会社では、ママが少数派に追いやられている印象を持ちます。かといって、ママだけを優遇するのも違う。みんなが共存して、多様な働き方を実現していくにはバランスをとりながら、いろんな声に耳を傾けていかなければなりません。
当社には、タイムリミットのあるママメンバーが3割程います。夕方にはお迎えで帰らなければならないメンバーの時間に対する感覚はシビアなので、見習うことだらけ。私は、ついついおしゃべりしたくなっちゃうのですが、「限られた時間で成果を出す」「だらだら仕事しない」という姿勢を強く示してくれるので、会社全体の生産性は高まっています。現状は、平均残業時間も20時間程度に収まっています。
こうしたポジティブな効果をもたらしてくれるメンバーを増やしながら成果を出して、多様な働き方を実現していけるのは面白いですよね。
テクニカルな話でいえば、ターゲットのツボを押さえて適切なメッセージングをすれば、スカウトを頑張らなくても多くのインバウンド応募をいただける こともポイント。ダイレクト・リクルーティングにチャレンジしたいが工数はかけられない、という私のような採用担当者の方は、ぜひともおすすめしたいです。
保育施設の先生向けSaaS業務支援システム「コドモン」を展開。アナログな業務をITの力で自動化・省力化し、先生や職員の負担軽減を実現してきました。2020年2月時点で全国の導入数が4,700施設、利用者数は33万人を超え、業界シェアNo.1となっています。
自分らしい働き方をデザインできる組織づくりを推進中。子育て中のメンバーが約半数以上で、タイムリミット付き(時短勤務のことをこう呼んでいます)の女性メンバーが多数活躍。もちろん、男性メンバーも積極的に子育てに参加しています。
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